THE PROPOSAL|選択を年に一度うながす

英国競争・市場庁(CMA)は2026年9月23日、Googleに対する検索サービスの選択に関する提案を強めた、と発表しています。AndroidとChromeの利用者に、初回利用時に検索サービスの選択を示し、その後は毎年うながす。基準を満たせば、AIアシスタントも選択画面に含められるようにする。選択画面に載る提供者には、出版者のコンテンツを公正に帰属表示させる。相談の締め切りは10月9日、相談ページでは17時です。最終決定は年末が見込まれています。まだ提案であり、発効した命令ではありません。GOV.UK/相談ページ

ASSISTANTS AS EXAMPLES|傾向の例示

発表は、AIアシスタントが選択の対象になり得る流れの例として、ChatGPTやPerplexityに触れています。例示であって、その二社が画面に載ると決まったわけではありません。基準を満たす場合、という条件がついています。日本の利用者が同じ画面を見る、という話でもありません。英国の一般検索サービスに対する行為要件の提案です。

THREE SHELVES|これは本稿の枠である

同じ週、OpenAIは2026年9月16日に「Reimagining advertising with AI」を公開しています。Sponsored Agentsは、ラベルの付いた会話で、ChatGPTの独立した回答とは別に置かれ、一部の米国広告主とテスト中です。HubSpotとShopifyの連携も始まっています。ShopifyのChatGPT Adsアプリは、現在は米国のマーチャント向けで、「ChatGPT Adsが提供されている市場では9月23日から国際的に利用できる」とされています。アプリの開発者はOpenAI、公開は2026年9月3日です。OpenAI/Shopifyアプリ

本稿が「三つの棚」と呼ぶのは、独立した回答、広告、Sponsored Agentsを横に並べて見るための編集上の枠です。OpenAIの用語ではありません。どの国でChatGPT Adsが提供されているかは、確認できた範囲では特定しません。

SEPARATE FEEDS|広告カタログは別フィード

OpenAIの広告向け商品フィードの文書は、広告のカタログフィードが、オーガニックのコマースフィードとは別だと説明しています。Product feeds。発見用に整えた商品情報と、広告として出すカタログを、同じフィードの複製として扱わない、という確認項目です。

STILL CONDITIONAL|10月9日の前に読む

相談が10月9日17時に閉じるなら、10月7日の時点で読んでも、まだ相談期間の中です。最終決定は年末見込みであり、この提案を実施済みの制度として書かないでください。選択画面に自社が直接載る話ではなく、検索の入口を誰が握るかが、英国で提案されている、という位置です。調べものが検索を離れる観測やAI可視性の測り方とは問いが違います。商品探索の情報整備は、広告棚とは別のオーガニック側です。

WHAT A JAPANESE BRAND CAN CHECK|今ある確認

日本のブランドが今できる確認は限られます。英国の提案が自社の国内配信を変えた、とは書けません。書けるのは、出版者の帰属表示が選択画面の条件として提案されていること、ChatGPTの独立した回答とスポンサー付き会話が別だとOpenAIが説明していること、広告カタログがオーガニックのフィードと別であること、提供国の一覧は本稿では特定しないこと、です。決定後に読み直す前提の記事です。

出典: GOV.UK CMA 2026-09-23/相談ページ(締切10月9日17時)/OpenAI 2026-09-16/Shopify ChatGPT Ads/OpenAI Ads product feeds

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