なぜか。——その答えを調査している。
「来週の火曜、〇〇歯科を予約して」とAIに話しかけても、予約は完了しない。技術的には実現できる段階にある。なのになぜか。予約システム側にAPIがないからだ。
私たちは今、日本の歯科・自由診療クリニック向け予約/CRM SaaSベンダー23社のAI対応実態を調査している。対象は医院ではなく、予約システム等を提供する企業。評価するためではない。市場がどう変わるかを、正確に把握するために。
ホットペッパーやGoogleで検索する時代から、AIに話しかけて予約する時代へ。その移行は静かに、確実に始まっている。
ChatGPTやGeminiに条件を話しかけると、AIが複数の医院を比較してひとつを推薦する。ホットペッパーやGoogleマップの順位を争う時代から、AIの推薦リストに載るか否かを争う時代へ。
診療メニューが曖昧なら除外。認定資格が確認できなければ除外。予約システムがAIと連携していなければ除外。患者は選ばなかったのではなく、最初から見せてもらえなかっただけだ。
これまでの競争軸は「WEB予約・LINE予約・リコール」だった。しかし次の競争軸は決まっている——外部AIが予約を入れられるか否か、だ。
2027年、患者は歯医者を「検索」しなくなる——AIが条件を読み取り、比較し、推薦する時代が静かに始まっている。あなたのクリニックは、AIに見えているか?この問いから、私たちの調査は始まった。
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競争軸が変わる前に、現状を正確に把握することが業界全体の利益になる。
WEB予約・LINE予約・リコール——これらでベンダーを比較する情報は多い。しかし「AI Agentが予約を入れられるか」という軸で市場を整理した調査は国内に存在しない。
Model Context Protocol(MCP)の普及により、2026〜2027年にかけてAIと外部サービスの連携が急加速する。準備していたベンダーと、していなかったベンダーの差は、この12ヶ月で決まる。
「AI Readiness」という概念が業界内に定着することが目的だ。ベンダー・医院・患者の三者が同じ言語で話せる状態を作ることで、市場全体の移行速度が上がる。
AI Agent Readiness・GEO Readiness・Platform Readinessの3軸。公開情報調査ののち、各社にヒアリングで補完する。
歯科医院そのものではなく、予約・CRM SaaSを提供するベンダー23プロダクトが対象。歯科専用・医療横断型・自由診療(美容)向けを含む。公開情報をもとに暫定スコアを算出し、掲載前に各社へ確認連絡を行う。
| プロダクト | 運営会社 | カテゴリ | API公開 | AI連携実績 | LINE連携 | 暫定ランク |
|---|---|---|---|---|---|---|
Apotool & Box |
株式会社ストランザ |
歯科専用 | 個別契約 | ✓ 電話がらくだ | ✓ | A |
medicalforce |
株式会社メディカルフォース |
自由診療 | 非公開 | ✓ LINE特許取得 | ✓ | B+ |
Dentry by GMO |
GMO医療予約技術研究所 |
歯科・自由診療 | 不明 | GMO基盤有 | ✓ | B |
キレイパスコネクト |
GMOビューティー株式会社 |
自由診療 | 不明 | GMO基盤有 | ✓ | B |
EPARK歯科 |
株式会社EPARK |
プラットフォーム | ✗ | ✗ | ✗ | B |
DentNet |
株式会社ジェニシス |
歯科専用 | ✗ | ✗ | ✓ | C |
DENTIS |
株式会社デンティス |
歯科専用 | ✗ | ✗ | ✓ | C |
ジニー & myDental |
株式会社ジニー |
歯科専用 | ✗ | ✗ | △ | D |
e-Apo |
株式会社ヨシダ |
歯科専用 | ✗ | ✗ | △ | D |
V-apo |
日本ビスカ株式会社 |
歯科専用 | ✗ | ✗ | ✓ | D |
CLINICS |
株式会社メドレー |
医療・歯科 | 不明 | DX積極姿勢 | ✓ | B |
アポクル予約 |
カルー株式会社 |
歯科・医療 | ✗ | ✗ | ✓ | C |
B4A |
株式会社B4A |
自由診療 | 不明 | 不明 | △ | C |
SMARTCRM |
カルー株式会社 |
自由診療 | ✗ | ✗ | ✓ | C |
Dental Hub |
株式会社プラネット |
歯科専用 | ✗ | ✗ | △ | D |
dentareserve |
デンタリザーブ |
歯科専用 | ✗ | ✗ | △ | D |
SMSデンタルアポ |
株式会社ナレッジフロー |
歯科専用 | ✗ | ✗ | △ | D |
デンタルアクセス |
株式会社ヴァンガードNW |
歯科専用 | ✗ | ✗ | △ | D |
リザーブMaster |
株式会社アイデンス |
歯科専用 | 不明 | ✗ | △ | D |
PLUM CONNECT |
株式会社NNG |
歯科専用 | 不明 | ✗ | △ | D |
SELECTTYPE |
株式会社セレクトタイプ |
汎用→歯科対応 | 不明 | ✗ | △ | D |
クリニッククラウド GR |
株式会社ASANO |
医療・歯科 | 不明 | ✗ | ✓ | C |
メディカルシステムNW |
複数社 |
医療・歯科 | ✗ | ✗ | △ | D |
調査は一方的な評価ではない。参加ベンダーには、以下の情報と機会を提供する。
レポート公開前に、自社スコアと掲載内容を確認・修正できる。公開情報だけでは捉えきれない自社の強みや方針を、正確に反映する機会を提供する。
ヒアリング後に、自社のAI対応度を3軸で簡易評価したレポートを提供する。競合との相対比較も含め、自社のポジショニングを把握できる。
FrontDeskIndex(米国)、The Molar Report(英語圏)など、AI予約で先行する海外事例をまとめた資料を共有する。国内で同様の動きが来る時期の予測も含む。
レポート公開(2027年Q1予定)の1ヶ月前に、参加ベンダーへ調査結果を先行共有する。業界全体の動向を、競合より早く把握できる。
ヒアリングにご参加いただいた企業は、レポート内に「調査協力企業」として掲載する。業界向けの発信メディア・SNSでも紹介予定。PR機会として活用できる。
公開情報の収集から、ヒアリング、レポート公開まで。2026年Q3〜2027年Q1を予定している。
「掲載前レビュー権」「AI Readiness診断」「調査協力企業として掲載」——ヒアリングに参加するメリットを無償で提供します。担当者・責任者の方は、以下よりご連絡ください。